Live A Berry

 朱志香 右代宮・現在20代目~がお送りする、 ゼーン大陸物語のプレイ日記。 ゲーム内画像の著作権は(株)アルティに帰属します。 ネタバレ等の配慮はしておりません。あしからず。 日記と関係のないコメントは、見つけ次第削除いたします。よろしく。
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「…雅」
「…?なんですの?」

「結婚、しよう」



俺の言葉に、雅の瞳が驚きに見開かれる。


「…っ!?き、急ですわ、ね」


「やっと成人したからな」

前にも言ったが俺は、幼馴染みの中でも生まれが遅い方だ。


コウと義姉さんと雅に到っては同じ年の同じ日に生まれているから、俺は、いつもちょっとだけ置いてきぼりをくらう。


雅は気にしたことなんてない、と言ってくれるが、俺にとって、死活問題とまでいかないが、成長段階において、ちょっと寂しいものがあったのだ。




「遅ればせながら…お誕生日おめでとうございますの」


雅が再び微笑んで、そう言った。


……笑顔が少し、悩んでる。


…何を悩む。
…何故悩む。
…やっぱ頼りないか、俺。


そんなことを思いながら俺は雅の、調薬続きで荒れてしまった、細い手を取った。


俺を導いてくれる、柔らかい、温かい手。

疲れを癒す薬を造る、誇らしい手。

俺を抱き締めて、流れる涙を拭ってくれる、優しい手。

……俺は少しでも、この手の支えになれるだろうか。


手を握り締めたまま黙りこんだ俺を、雅が不思議そうに見つめてくる。



「愛してる。この先の生涯をかけて、誓う。…俺、こんなで、たよりないけど」


俺が言うと、雅は少し、困ったように微笑んだ。
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ようやく成人したその日。

仕事は適当に放り出して、俺は雅をデートに誘った。


今年は、彼女の大好きなラスゴウの『フェンベル森林公園』が開園している、と聞いたからだ。


そのことを告げて、行こう、と手を差し出すと、雅は嬉しそうに微笑んで、俺の手を握った。



雅より、少し誕生日が遅い俺。


指折り数えて待っていた、今年の誕生日。



―――ようやく、結婚を申し込める。






     
うわぁぁ・・・前のSSから間隔あけすぎ・・・

もう老年入りを果たす寸前だというのに、SSが結婚したとこですみません。



結婚SSようやく完成!!

相変わらずヘタレな出来栄えですが、よかったらご賞味ください!!


それではどうぞー
プロフィール

朱志香 右代宮

Author:朱志香 右代宮
~現在二十代目~

武術:ルース魔法師団・ナーイ拳術師団・武功門(たまにリズリー戦士団)
仕事:カツーリ協会


~中の人~
ゲームと読書が大好きな2児の母。

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