Live A Berry

 朱志香 右代宮・現在20代目~がお送りする、 ゼーン大陸物語のプレイ日記。 ゲーム内画像の著作権は(株)アルティに帰属します。 ネタバレ等の配慮はしておりません。あしからず。 日記と関係のないコメントは、見つけ次第削除いたします。よろしく。
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「あのなぁ、俺はガキの頃から、雅しか見てねぇんだ。雅が大好きで、雅だけが大切で…今だって、どんな言葉を使っても表せないくらい、雅を愛してる。俺の気持ちは、ガキの頃と何一つ変わってねぇんだ」



そこまで一気に言い切って、息をつく。


雅の頬が、薄闇の中でも朱に染まっていくのが分かる。


・・あぁ、そうだ。
さっき言いかけて止めたことを言わなきゃな。



「それとなぁ…雅より可愛くて綺麗で、心の綺麗な女の人、俺は他に知らねぇぞ。俺は雅しか見てねぇから、他の奴らの基準は知らねぇ」


「っな…なっ…!!真顔でなんて事を言いますのよっ…!!」



一気に耳まで赤くなる雅。

…俺だって、真顔でこんな事を言うのは、恥ずかしい!!

顔が熱いぞ!!



「でもっ…ディアッカさまは、いっつもそうやって…愛だの何だのって、大勢の人の前でも平気で仰いますもの…」



あぁぁぁぁ!!
やっぱり其処か。
慌てて言い訳開始。



「あ、あれはっ……照れ隠しなんだ!」


「…照れ隠し!?」



……あぁもぅ、限界。
マトモに顔みて話してたら、死ぬ。


実に不本意だが、雅に背を向ける。



「…あの軽口は…なるべく軽く聞こえるように言ってるんだ…俺は…雅が可愛くて、すげぇ好きで…軽く聞こえる言葉でいつも伝えてなきゃ、誰かに雅を取られちまう気がして…だから…あんな風に、軽く……」



ぽり、と頭を掻いて、駄目だな俺、と呟いた。



沈黙。



「もぅ…ズルいですわ」


雅の声に振り返って、向き直る。

雅は俺を見つめて、微笑んだ。



「二人きりのときだけそんな…真面目な顔なさって…軽い言葉なんて信じたくありませんのに…そんなお顔されては…信じざるをえませんわよ…」


「…っごめん、いつも軽い言葉ばかり…皆にからかわれるようなことしか、言えなくて」



雅の眼を見つめて、深呼吸を一つ。




「雅が好きだ。愛してる。」


「…はい……雅も、ですわ」



雅の小さな…でも、ハッキリした声に、肩から力が抜ける。


「あぁ……ホント、ほっとした…」



俺が言うと、雅が少し、悲しそうに微笑った。



「……ごめんなさい…いつも…信じられなくて…ディアッカさまは…こんな疑り深い女で、いいんですの…?」


「いいもなにも、俺は雅しか要らない。それに…これから信じてもらうから…信じてもらえるように、なるから。なるべく、愛とか…皆の前で言わないようにする。…でも俺こんなだから、時間かかるなぁ、きっと」


俺が言うと、雅は、しかたありませんわね、と笑った。


「雅は、こんなですから…冗談など申せませんし…軽く返すことなんてできません。 …こんな、冗談の一つも言えないつまらない女でよろしいのなら…」

「…雅は、つまらない女なんかじゃないぞ?そう、自分を過小評価するな」


な?と言うと、雅はふわりと微笑んだ。



「…ディアッカさま」


「おぅ」



雅が一つ、深呼吸する。




「…お慕いしております」



今度は、俺が驚いて目を見張る。


これまで、雅からはっきりと聞いたことは、なかったから。



雅は少しだけうつむいて息を飲んだあと、しっかりと顔をあげ、真っ直ぐ…力強く、俺を見た。


「…雅は…竜堂家の人間は…軽々しく愛を語ったりいたしません。雅の心は、貴方様お一人に。」



「…うん、ありがとう」


「…重くて、ごめんなさい」


「そんなことねぇよ。…俺の家系も、愛とか軽々しくかたらないんだけどなぁ…なんで俺だけこんな男に…」


父さんも母さんも、真面目な人だったのになぁ、と言いながらまた頭を掻くと、雅はまた微笑んだ。


「いいんですの…そんなディアッカさまを…お慕いしているのですから」


「…ありがとう」


「大勢の方の前では、応えられませんけれども…この心は…決まっておりますから。信じて…くださいますか…?」


「信じてる」



俺も、しっかりと雅を見つめて、言った。



「…よかった…」


「雅も、信じてくれな。どんなに軽く言ってても俺は、いつでも本気で雅を想ってるから。」


「…はい…嬉しい…」



…この、笑顔。

あぁ、やっぱり、雅よりいい女なんて、どこにもいない。



この人を守るためなら…


雅が、嫌な思いや怖い思いをしなくて済むのなら、俺は、何にでもなろう。



生涯、共に生きていこう。

嫌だといっても却下だ。





「…俺と付き合って欲しいんだ」





「…承知…いたしました。」







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コメント

うっわーー・・・すごい!
ディアッカくんすごいよ!
めためたときめいた!
ひーちゃん>


ときめいたか!?
こんなんでいいですか!!

もう。。。
中の人は死にそうでした。
久しぶりにこんな、真剣に書きましたから・・・w
雅ちゃんかわいいな!
ディアッカが雅ちゃんを想ってるのが伝わってきたよ。
きゃ―――ぁ―――!
中の人が悶え死にしますわ―――っ!!!
楓さん>


なんたって、誰より雅を愛しちゃってますから!!
このSSは、俺の愛と雅の可愛さを引き立たせるものです!!
だから楓さんも是非!!



雅>


俺も悶え死にそうだぜ!!
ラヴ系は普段あまり書かないんだけど、雅とディアッカの絡みは書いてて楽しいぞー!

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プロフィール

朱志香 右代宮

Author:朱志香 右代宮
~現在二十代目~

武術:ルース魔法師団・ナーイ拳術師団・武功門(たまにリズリー戦士団)
仕事:カツーリ協会


~中の人~
ゲームと読書が大好きな2児の母。

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