此間絵ちゃしながら即席で書いたものをちょっと手直ししてUP!!本編が進まない・・・
此処は、ある日のワポ畑――
「お邪魔ー」
そういって見渡すと、コウが一人でワッポを毟っていた。
俺の声に、コウは手を止めてこっちを見た。
「よぅディア、こんちは」
「おぅ、こんちは。なんだ、今日は一人か?珍しいな」
コウの横に腰を下ろしてワッポを毟りながら聞くと、コウはおぅよ、と短く言って、ん?と首を捻った。
「ディアは雅から聞いてないのか?今日は姉妹でお出掛けだってよ。オレ置いてきぼり」
「あぁ、それで連絡がつかないんだな。俺も置いてきぼりか」
「…しょうがねーから男二人で寂しく仕事しよーぜ」
おぅ、と言って、ワッポを毟る俺。
無言の空間。
と、隣で人の気配。
「お邪魔するよーってあれ珍しい、二人だけ?」
「おぅ、楓さんこんちは」
「こんちは。楓さんこそ一人じゃん、珍しい」
「うん、ひーちゃん今日はおでかけなんだって」
「なんだ、陽月もかよ。もしかして、三人で出かけたのか?男は置いてきぼりか…むさくるしい」
「…むさくるしいっていうな、余計寂しくなるだろ」
「まぁ、女の子だけで出かけたい日もあるだろうし、たまにはいいんじゃない?こういうのも」
そう言って楓さんも腰を下ろし、ワポ毟りを始めた。
此処は、ある日のワポ畑――
「お邪魔ー」
そういって見渡すと、コウが一人でワッポを毟っていた。
俺の声に、コウは手を止めてこっちを見た。
「よぅディア、こんちは」
「おぅ、こんちは。なんだ、今日は一人か?珍しいな」
コウの横に腰を下ろしてワッポを毟りながら聞くと、コウはおぅよ、と短く言って、ん?と首を捻った。
「ディアは雅から聞いてないのか?今日は姉妹でお出掛けだってよ。オレ置いてきぼり」
「あぁ、それで連絡がつかないんだな。俺も置いてきぼりか」
「…しょうがねーから男二人で寂しく仕事しよーぜ」
おぅ、と言って、ワッポを毟る俺。
無言の空間。
と、隣で人の気配。
「お邪魔するよーってあれ珍しい、二人だけ?」
「おぅ、楓さんこんちは」
「こんちは。楓さんこそ一人じゃん、珍しい」
「うん、ひーちゃん今日はおでかけなんだって」
「なんだ、陽月もかよ。もしかして、三人で出かけたのか?男は置いてきぼりか…むさくるしい」
「…むさくるしいっていうな、余計寂しくなるだろ」
「まぁ、女の子だけで出かけたい日もあるだろうし、たまにはいいんじゃない?こういうのも」
そう言って楓さんも腰を下ろし、ワポ毟りを始めた。
また無言。
雅と義姉さんとひーがいるときには考えられないほどの無言空間だ。
「…なんかしゃべれよディア」
「はぁ?!なんで俺にふるんだよ!コウこそなんかしゃべれ!」
「…男だけだと、会話がないよね…」
わさわさ。
わさわさ。
ワポを毟る音だけ響く。
「あ、そうだ楓さん、恋人出来たのかよ」
「うーん、まだなんだよねぇ。いい子いない?」
「…陽月がいるじゃねぇか」
「だからなんでひーちゃんなの」
「なんでって!なんでって聞く楓さんになんでって聞きたいよ俺は!」
「えー…だって従妹だよ?可愛いけど…ひーちゃんは妹だからなぁ…」
「…マジで気付いてないんですか」
「だから何に?」
「…」
「…」
どうやったら気付くんだ、この鈍い男は!
ひーほどわかりやすい表現をしてるヤツはほかにいないぞ!!
「ここまで鈍いと、もういっそ素敵だな」
「もしひーよりいい子がいても、楓さんには教えてやらん」
俺たちは呆れ顔で呟き、顔を見合わせて溜め息をついた。
「楓さん、ぐずぐずしてると、オレがとってくっちまうぞ」
「えぇぇ!コウがかよ!」
「…冗談だよ。オレはカイ以外の女はいらねえ」
「俺も。とってくうなら雅しかいらねぇな」
「…二人とも仲いいね、相変わらず。あーぁ、俺も早く誰か見付けないとなぁ…」
「…冗談抜きで、誰かにとってくわれますよ、ひー最近、すげぇいい女になったから」
「うーん…そう言われても…ひーちゃんだって年頃だし、好きな人くらいいるだろうしねぇ」
「…おいコウ…そろそろやっちまうか?」
「…やっちまってもいいけど、そうすると陽月が泣くんだよな…」
「えっ、何!?俺なんか悪いこと言った!?」
…誰か、ひーが泣かない方法で楓さんをやっちゃって下さい。
ちなみに俺に『ひーが泣かない方法』は無理。
呪術使いですから。
(爽やかな笑顔で木の杖装備)
楓さんの鈍さが許せない、直球型の俺。シメてやりたいけど、陽月が止めるのと、みんなの「陽月が泣くよ」の言葉にぬぁぁぁぁぁ!となってる俺です。妹分の涙には弱いのです。
雅と義姉さんとひーがいるときには考えられないほどの無言空間だ。
「…なんかしゃべれよディア」
「はぁ?!なんで俺にふるんだよ!コウこそなんかしゃべれ!」
「…男だけだと、会話がないよね…」
わさわさ。
わさわさ。
ワポを毟る音だけ響く。
「あ、そうだ楓さん、恋人出来たのかよ」
「うーん、まだなんだよねぇ。いい子いない?」
「…陽月がいるじゃねぇか」
「だからなんでひーちゃんなの」
「なんでって!なんでって聞く楓さんになんでって聞きたいよ俺は!」
「えー…だって従妹だよ?可愛いけど…ひーちゃんは妹だからなぁ…」
「…マジで気付いてないんですか」
「だから何に?」
「…」
「…」
どうやったら気付くんだ、この鈍い男は!
ひーほどわかりやすい表現をしてるヤツはほかにいないぞ!!
「ここまで鈍いと、もういっそ素敵だな」
「もしひーよりいい子がいても、楓さんには教えてやらん」
俺たちは呆れ顔で呟き、顔を見合わせて溜め息をついた。
「楓さん、ぐずぐずしてると、オレがとってくっちまうぞ」
「えぇぇ!コウがかよ!」
「…冗談だよ。オレはカイ以外の女はいらねえ」
「俺も。とってくうなら雅しかいらねぇな」
「…二人とも仲いいね、相変わらず。あーぁ、俺も早く誰か見付けないとなぁ…」
「…冗談抜きで、誰かにとってくわれますよ、ひー最近、すげぇいい女になったから」
「うーん…そう言われても…ひーちゃんだって年頃だし、好きな人くらいいるだろうしねぇ」
「…おいコウ…そろそろやっちまうか?」
「…やっちまってもいいけど、そうすると陽月が泣くんだよな…」
「えっ、何!?俺なんか悪いこと言った!?」
…誰か、ひーが泣かない方法で楓さんをやっちゃって下さい。
ちなみに俺に『ひーが泣かない方法』は無理。
呪術使いですから。
(爽やかな笑顔で木の杖装備)
楓さんの鈍さが許せない、直球型の俺。シメてやりたいけど、陽月が止めるのと、みんなの「陽月が泣くよ」の言葉にぬぁぁぁぁぁ!となってる俺です。妹分の涙には弱いのです。
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コメント
おぉっ あの時のSSが!!
ほんっと鈍いよね・・・(溜息
でもキライになれないジレンマ!
そしていつでも相手になるよ(にっこり扇構え
ほんっと鈍いよね・・・(溜息
でもキライになれないジレンマ!
そしていつでも相手になるよ(にっこり扇構え
ディアッカやコウに何でこんなに怒られるんだろう…。
に、鈍すぎますわ…
ひー>
ひーと戦うのも嫌だし、楓さんは鈍いし、俺はもうどうすりゃいいんだ…
呪術と呪術がぶつかったら、ビックバンが起こりそうだな!
楓さん>
…対決しようぜ?(武器を籠手に変えて笑顔
雅>
どうしてこんな鈍いやつがいいんだろうなぁ・・・
でも皆、そんな楓さんが好き。
ひーと戦うのも嫌だし、楓さんは鈍いし、俺はもうどうすりゃいいんだ…
呪術と呪術がぶつかったら、ビックバンが起こりそうだな!
楓さん>
…対決しようぜ?(武器を籠手に変えて笑顔
雅>
どうしてこんな鈍いやつがいいんだろうなぁ・・・
でも皆、そんな楓さんが好き。
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